一般的な老後を迎える前に、仕事をセーブし、自由な時間を謳歌する。
そんな早期リタイアは、目指すことさえも間違っている?
でも、そんな早期リタイアをしたいという思いを持っているひとは、少なくない。
早期リタイアは、間違っているのか?
そして、本当に夢でしかないのか?
早期リタイアの実際のところ?
定年前に、仕事をやめて、自由に時間を使う。
「早期リタイアができたらいいな」と考えたことがない人は、少ない方かもしれない。
そんな早期リタイア、実際のところどうなのだろうか?
「30代で早期リタイアをしたい。」とFPに相談すれば、「そんなこと考えない方がいい」というFPが多いのかもしれません。
人生100年と言われていることを考えると、35歳で引退すると、残り65年。
65年間、毎年300万円ぐらいのお金を使うことをかんがえると、35歳の引退前に約2億円のお金が貯まっている必要がある。
それに、遊んで暮らすという発想になると、使うお金も大きくなるので、2億では足りなくなるかもしれない。
「30代で早期リタイアなんて考えるのは、間違っている」
と言うのが、世間一般の常識なのかもしれません。
結局、「まじめに働け!」ということでしょう。
『早期リタイア=遊んで暮らす』というのとは違う?
30代で早期リタイアして、遊んで暮らす。
と言うのは、さすがにお勧めできる話ではないなと個人的にも思います。
でも、『30代で働き方を変える』と言うのは、決して悪いことではないと思っています。
35歳までに、ある程度の規模の資産を作り、その資産から収入を得て、会社に勤める時間を減らす。
できれば、『独立して、やりたい仕事をするための時間を多くする』。
そういう早期リタイアであれば、ぜひとも応援したいと思うところです。
それに、その早期リタイアは、決して不可能なことではないとも思っています。
なぜなら、私自身それに近いことをしているから。
早期リタイアのために必要な資金を考える。
早期リタイアを目指すための資産規模とはどのくらいなのか?
まずは、生活コストなどの支出から考えます。
例えば、月の生活費等支出が、20万円以内であれば、
240万円(年間の支出額)÷ 4%(資産からの不労所得の予定)= 6,000万円
となります。
資産は取り崩さず、蓄えた資産を使って、所得を生み出すことを考えています。
大切なことは、貯金があることよりも、収入があることです。
資産運用の力を使って、この収入を作っていきます。
次に、早期リタイア後、不労所得以外に確保できる収入を検討します。
新しく始めるつもりの事業が、すでに収入を確保できる予定があるのかどうか?
副業としてアルバイトなどをして収入を確保するのか?
もし仮に、これらの収入で月10万円程の確保ができる見込みなのであれば、早期リタイヤに必要な資産額は、もっと少なくなります。
(20万円-10万円)×12ヵ月=120万円
120万円 ÷ 4% = 3,000万円
このように計算してくと、早期リタイアも、決して夢物語ではないのかもしれないと思えてくるものです。
早期リタイアを応援する。
会社で働くことを辞める決断をする『早期リタイア』は、悪なのか?
決してそんなことはないと思っています。
働くことは、会社でなくてもできる。
むしろ、リスクをとって新たな働き方をしたいと考えている人は、応援してあげたいとさえ思っています。
会社を辞めて、事業を始めたり、ボランティアに参加したり、新たな取り組みを始める人が増えることは、日本や世界にとっても、良いことにつながってくるはずです。
会社に勤めることがすべてではない。
むしろ会社に勤めることがすべてだと考えていたら、この世の中『一方的に、格差が広がるだけ』です。
資産運用の力で、今の仕事を『早期リタイア』し、新たなチャレンジをしようと考える人が増えるのであれば、積極的に応援したい。
FP会社『あせっとびるだーず』では、投資と資産運用のノウハウを学ぶ、個別講座を行っていますが、そういう新しいチャレンジのための『早期リタイア』を目指す人にも、資産運用の力で、ぜひその夢に協力したいと考えています。
不労所得を得る方法、この方法を知ることで、今までと違う働き方、今までとは違うリスクの取り方が見えてくるものです。
そしてその結果、新しいことを始めようと考える人が増えてくるといいなと思っています。
『あせっとびるだーず』では、資産運用の力で、新しいチャレンジを目指す人を応援致します。
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