資産運用を始めようと考えた時に、真っ先に考えがちな事。
それは、「何に投資をしたらいいのか?」です。
でも、実際に投資をしてきた経験からすると。
実は、「何に投資をするか」よりも、「どういう投資をするか?」の方がずっと重要だと感じています。
何に投資をするかは、それほど重要ではない?
投資の上手い人とは、どんな人か?
一般的には、『値上がりする銘柄を見つけ、大儲けしている人』という印象があるかもしれません。
しかし実際には、『うまくリスクをコントロールして、上手にリターンを手にしている人』という表現の方が正しいのかもしれません。
つまり、「何に投資をするか」よりも「どうやって」の方が重要なのです。
そもそも、何に投資をするにせよ、「どうやって」のない人は、それがものすごくいい選択であったとしても、なぜかうまくいかない。
逆に、投資の上手い人は、投資先がいまいちの選択であったとしても、大損させることなく、そこそこのパフォーマンスを維持できていたりするものなのです。
投資というのは、まず方法ありき。
投資先の選択は、投資方法がきまることで、おのずと決まってくるものなのです。
『どうやって』を無視した投資は、失敗に終わる⁉
株式投資で言うところの、『いい銘柄に投資をすれば儲かる』?
実は、良い銘柄に投資をしても、結果的にはいい終わり方とならないことの方が意外にも多い。
仮に、運よく、短期的に10倍に値上がりした銘柄を掴んだとしても。
その後の利益確定を怠り、結果的には値下がりしてしまい、儲かったと思った利益は幻想だったなんて話は、よく聞く話です。
投資というのは、一時的に儲かるかどうかは、『運』次第だけど、最終的に儲かるかどうかは、『運』とともに『能力』の影響も大きい。
つまり、儲け方、投資の仕方を知らないものが手にした利益というのは、結局のところ幻想となって消えてしまうことが多いわけです。
投資でリターンを得たいなら、投資の仕方を知らなければいけないと思っています。
結局、投資の世界にフリーランチはないのです。
「誰でも儲かる」、「初心者にもできる」という宣伝には裏があることの方が多い。
利益を手にしたいなら、その利益に見合ったの努力などが要求されるものです。
つまりは、『投資というものについて、よく学んだものが、最終的に生き残る』というわけです。
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