保険を見直して資産形成。必要な保障額って?

資産形成は保険の見直しから。

資産形成に向けて、最初に手を付けるものの一つとして、生命保険の見直しがあります。

生命保険は、コストが高い金融商品で、資産形成のため商品として向いていません。

生命保険は、できれば必要最小限。

できるだけ多くのお金を、「万が一の」保険から、「よりよい未来」のための貯蓄に振り分ける必要があります。

貯蓄は増えれば増えるほど、未来をより良いものにしてくれる力があります。

そして投資と運用の能力を上げれば、さらに良い未来を描けるようになってくることでしょう。


生命保険の保険料が、家計中のかなりの割合になっていることはありませんか?

生命保険会社の、「掛け捨てではない」という言葉に惹かれ、割高な貯蓄型の保険に加入したりはしていませんか?

掛け捨てではない。むしろ20年後には掛け金よりも増えているわけだから十分貯蓄になっていると思わされてはいませんか?

生命保険は、預金のように簡単に取崩せるものではありません。

むしろ早い段階で取り崩すと、ほとんどの場合で損することがあるものです。

その点から言えば、投資信託や株式でも同じことともいえます。

まずは、保険の見直しから、資産形成計画を考えてみませんか?


保険見直しの要、『必要保障額』の考え方。

生命保険で補填するリスクのは、主に死亡保障です。

中には医療保険に加入している人もいますが、医療にかかる経済的リスクは、死亡保障よりもずっと小さなものです。

一般的には、数十万円程度の貯蓄があれば、医療保険はいらないとも言われています。


では、死亡保障の保障額は、どのように考えればいいのでしょうか?

考え方としては単純です。

まずは、保険の目的となる人(被保険者)が亡くなったときの、必要な生活費を考えます。

その生活費から遺族年金などの公的保障や配偶者の収入、不労所得など、被保険者が亡くなった後にも確保できるであろう収入と、すでに準備できている貯蓄を差し引きます。

そして、それでも不足している分が、生命保険で補填する経済的リスクということになります。

ただ、考え方は単純なのですが、実際に計算しようとすると、細かくて面倒なところもあるもの事実です。

そこで、ネット専業の生命保険の先駆者でもあるライフネット生命では、年収×3倍+子供の教育費という保障額の目安の計算の仕方を紹介しています。


資産運用のノウハウを持っていれば、必要保障額はまた変わってくる?

家族で資産運用のノウハウを持っていると、必要保障額の考え方はまた変わってきます。

なぜなら受け取った保険金を運用することで、収入を作れるようになるからです。

資産取崩しの目安として有名な4%ルールを使うと。

死亡保障は、3,000万円もあれば十分だとも考えられます。

3,000万円の4%は、120万円です。つまり、4%ルールに従えば、年120万円づつ取崩していけるということになります。

月にすると約10万円です。これに遺族年金がプラスされ、さらに配偶者がパートなどで働いたら、それなりの収入になると考えられます。


必要保障額を試算し、必要以上に保険にお金をかけることなく、資産形成につなげていきたいところです。


独立系FP会社あせっとびるだーずでは、資産形成のFP相談を行っています。

生命保険の仲介や販売は行っていませんので、完全に中立な立場から、生命保険のアドバイスができます。

無駄を省き、貯蓄を増やし、しっかり資産を形成し、お金に困らない、明るい未来を描くお手伝いをさせていただいています。


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