資産運用は、何から始めるのがいいのでしょうか?
「投資信託?」というのは、間違いです。
賢い投資家たちは気づいています。
資産運用は、学ぶことから始めることがいいことを。
学びのない資産運用は、失敗しやすい。
資産運用というけれど、その本質は『投資』です。
そして、投資というのは『リスク管理』が大切なポイントです。
リスクを管理できない人だと、なかなか上手く運用が出来ないものです。
仮に運よく、買った株が大当たりして、大儲けできたとしても、リスク管理の基本ができていない人は、その儲けが幻と終わることが多いものです。
儲けを幻としない。損失をできるだけ抑制する。
これが出来なければ、何をかっても上手くいかない。
投資においては、リスク管理の手法こそが、最も大切な事なのです。
そして、その投資や資産運用にとって最も大切な、『リスク管理』というのは、知識でありノウハウなので、学ばなければ、使えるようにはなりません。
投資のスキルが身についてきた賢い投資家たちはみな、「投資を始めた最初のころに、このことをわかっていれば」と思うことが多々あるものです。
つまりは、学ぶことから投資や資産運用は始めるべきなのです。
商品から選ばせる、投資の始め方はよくない?
資産運用を始めるときに、最初から投資信託などの金融商品を提示して、資産運用を始めましょうという。
もしくは、「あなたにあった運用プランを作成しました。」と言って具体的な商品を提示してくる。
そうやって資産運用を始める人がとても多い。
そして結果的に、自分が今取っているリスクのことをよくわかっていない。
どんなリスクがあるのかわかっていない。
失敗したときの対処法を知らない。
といったことになることが多く、結局資産運用に失敗することになるのが多いものです。
資産運用は、「何を買うか」は2の次で、リスクをうまく扱うコツを知ることがその先にあります。
言い方を変えれば、「うまくいかないときに、どうしたらいいのか?」「失敗かどうかはどう判断するのか?」をわかっているかどうかです。
投資というのは、運の世界であり、どんなベテラン投資家でも、バフェットのような超一流の投資家でも、必ず失敗することがあるものです。
その失敗をしたとき、どう対応するかが、賢い投資家と、そうでないものを分ける一番のポイントだと思っています。
具体的な商品を提示することを前提としたアドバイスは、全くそのことをわかっていないとしか思えません。
そもそも、何も知らない人に商品を売るためには、「この商品を買って、もし失敗したら」なんて話をしてしまっては、元も子もないですからね。
堅実な資産運用を行うのは、商品ではなく、自分自身にある。
なんども言うように、「商品ありき」の投資は、あまり意味がありません。
自分自身が、どうやって運用していくのか?
特に、「失敗したときに、どうするのか」ということを前提に投資をすることが大切なのです。
そして、そのような運用ができるようになるためには、商品選びの知識ではなく、リスクを扱うという投資の基礎を勉強することが必要なのです。
資産運用というのは、商品で決まるのではなく、自分自身によってパフォーマンスが変わってくるのです。
だからこそ、資産運用を始めるときには、「商品のアドバイス」ではなく、これからどうやって運用していくのかという「知識」への投資から始めることが必要なのです。
リスクへの理解が深まっていくのに合わせて、リスクを大きくしていく。
そうやって、運用を始めるのが、もっとも効果的だと考えています。
FP会社の あせっとびるだーず では、資産運用のリスクを学び、そのリスクをどうやって扱っていくかを学ぶための、学習コースを用意しています。
リスクへの理解をすすめながら、少しずつリスクをとって、運用をしていくイメージで、資産運用が始められます。
いきなり商品や運用プランを提示するようなアドバイスより、ずっと資産形成の実現に近いアドバイスになっていると自負しています。
0コメント