資産運用が始められない?
資産運用に興味はあるが、なかなか始められない。
その理由のトップ3に、いつも入っているのが、「資産運用の勉強の仕方がわからない」というものです。
もしくは、「なにから始めたらいいのかわからない」、「どのようにやったらいいのかわからない」といったものもあります。
これらすべてに言えることですが、「資産運用についての知識が足りない。」という事です。
情報は腐るほどある。
新聞を見れば、書店の雑誌コーナーを見れば、テレビを見れば、どこでもお金の話は出てきます。
「株式投資を始めよう!」
「節約・貯金のコツ」
「資産運用は大切だ!」
情報を探せば、好きなだけみつかるのが今の社会、でも、情報だけでは、なかなか始められない。
情報と知識、両方が必要なのでしょうね。
資産運用の勉強の仕方
そもそも、『お金についての教育』が、日本にはあまりない。
最近になって、学校教育に『投資信託の授業』を取り入れようとか、お金についての教育の不足を何とかしようという動きも出てきたけれど。
すでに大人になってしまった人が、お金について学ぶ機会は、無いに等しい。
でも、実際には、お金について学べる機会はゼロなんかではありません。
中には、お金が学べる塾のようなサービスを行っている企業もたまに見かけます。
問題なのは、無料では公開されていないという事です。
日本では、お金についての情報が、『無料で手に入る』と思っている人が少なくない。
『無料相談』
『無料セミナー』
この日本の社会では、こういった広告が本当に多い。
そのため、いつの間にか、多く人が「無料でお金の知識をつけよう」と考えています。
でも、「本当に儲かるための話を、労力をかけて『無料』で行う」なんてことが、そもそもおかしな話なのです。
だいたい資産運用で儲かるノウハウというのは、その人にとっては、血と汗と涙の結晶です。
「無料だなんて軽く考えないで欲しい」と言うのが本音のはずです。
そこに気づいていないことが、『資産運用の勉強の仕方がわからない』と嘆いている一番の問題なのではないでしょうか?
無料で相談に乗ったり、無料でセミナーを行ったりするのは、その後の金融商品販売につなげるためです。
顧客に無駄に知識をつけさせてしまったら、本当の狙いだった金融商品の販売に支障をきたしてしまいます。
お金を払って資産運用の勉強をする覚悟
とにかく、お金についてまともな知識を手に入れたいなら、『お金を払って』行動しなければいけません。
『コストを払って資産運用の勉強をする覚悟』が必要です。
私の場合は、とにかく『本を買って、読みまくりました』。
これまでに使った、本を購入するための費用は、数十万円になることでしょう。
また、読書する時間もコストとして計算するならば、百万円単位のコストをかけてきたと言えるのかもしれません。
そこまですると、本のタイトルと著者の名前、経歴などを見れば、本内容がだいたい想像つくぐらいになってきます。
さらに、資産運用を身につけるためには、本を読むだけではすみません。
失敗や損失というコストも、味わっていくことが必要になります。
損したことのない本物の投資家は、絶対と言えるぐらいにいないと思います。
とにかく資産運用を覚えるためには、お金がかかるのです。
資格試験の勉強や、スキルを身につけるための教室に通うのと一緒です。
そう思わなければ、いつまで経っても、『資産運用の勉強の仕方がわからない』と嘆いている状況は変わりません。
お金のノウハウを、無料で手に入れようという考えは、決していいことではないと考えています。
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