「投資で儲けたい」は間違ってる?
せっかくリスクを取って投資をするのなら、誰だって『儲けたい。』
それなのに、「投資で儲けたい」というのは間違っているの?
「だいたい儲けたい気持ちがないのなら、投資なんてしないでしょ?」
まったくもってその通り。
だけど、それだと投資というのはなかなか上手くいなくなる。不思議ですが、本当の話です。
投資をするなら、「儲けたい」という気持ちは2の次にした方がいい。
コツコツと、そして淡々とやっていたら、いつの間にか儲かってた。というのが正しい投資の儲け方。
「儲けよう、儲けよう」でギスギスしていると、なかなか上手く行かないものです。
儲けたいという気持ちは投資を歪ませる。
「儲けたい」が前面に出ていると、投資で上手く行かなくなるのにはいろんな理由がありますが、まず「投資で儲けたい」と考える人の傾向として、『短期間のうちに大儲けしたい』と考えるところがあります。
たとえば、一時期のビットコインのように1年の間に何十倍にもなるような投資先を求めて投資をしたいと考えます。
そして、この考え方によって投資は歪む。
そんな短期間に一気に儲かるものが、世の中に沢山あったら、儲けるということがとても簡単になって、世の中みんな大金持ち。
でも、この世の中そんな風にはできていない。
格差があって、お金持ちとそうでない人がいることの方が当たり前。
短期間に一気に儲かるようなものというのは、滅多にないということの現れです。
『ゆっくりとお金持ちになることはじつにかんたんだ。しかし、すぐにお金持ちになるのは難しい。』という投資の神様バフェットの言葉。
多くの人が、複利を理解することで、ゆっくりとお金持ちになる方法に気づくことがあります。
しかし、「早く儲けたい」と考えることで、その『ゆっくりとお金持ちになるためのお金』を失ってしまっている。
人の性ともいえるものですが、時間をかけてゆっくりとというのは、現実的にはなかなな難しいものなのです。
ゆっくりとお金持ちになるために?
何度も言うようですが、人は早く結果が出ることを望みます。
じっくりと答えが出るのを、何年も何十年も時間をかけて忍耐強く待つことが出来る人は、なかなかいません。
ましてや、お金のこととなればなおさらです。
でも、そうでなければお金というのはなかなか貯まらないというのが現実です。
まずはそれを知らなければいけません。
そして、時間をかけて忍耐強くいられるためには、結果がでなくても、最後まで信じ、やりぬくことが必要です。
これが最も難しい。短期的に儲けたいと思うのは、これが出来ないからもしれない。
結果がでなくても最後までやり抜くためには、自分のやっている方法が本当に正しいのかどうかを理解しなければいけない。
それを証明してくれるものが必要です。
投資の勉強をする。
結果が出なくても、最後まであきらめずに投資を続けるためには、『投資の勉強』が欠かせないと思っています。
なぜ儲かるのか。今上手く行かなくても、これは問題ないのだろうか。
これを知らなければ、先の見えないなかで、一つのことを続けていくことは不可能に近い。
だから知識をつける。ノウハウを知る。理論を学ぶ。
こういう武装がとても重要になってくる。
つまりは、勉強と学ぶ姿勢。
さらに、学ぶ方法も重要になってくる。
多くの人が、投資や資産運用のアドバイスを、まともに投資や資産運用で資産を築いていない人に求めているケースをよく見かける。
確かに知識や理論は持っている。でも、その知識が上手く行っている間はいいけれど、もし上手く行かなくなったらどうするのか?
実は、知識だけで実践経験のない人は、その時のノウハウがない。
そもそも、投資や資産運用というものは、いつでも上手くいくようなものではないということを知らなければいけない。
むしろ、なかなか上手く行かないと悩む時間の方が多いと感じている。
上手くいかない時にどうするのか?
上手くいかなかった期間どうしてきたのか?
上手くいかないときの心理を理解しているのか?
そのノウハウと経験を持っているのが、実践的なアドバイザーと知識だけの人の大きな違いです。
実際の所、投資というのは、上手く行ってる期間よりも、『上手く行かない時にどうしたか』の方が重要だと感じています。
上手く行かない期間の乗り切り方をアドバイスできるのは、やはり実践派の人なのではないでしょうか?
㈱あせっとびるだーずでは、実践派の投資家として経験を積んできたFPが投資や資産運用のアドバイス、および講師をしています。
知識だけでない、実践的なノウハウと知恵をお伝えしています。
㈱あせっとびるだーずのマネースクールで、ゆっくりとお金持ちになるために、その基盤づくりを始めてみませんか?
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