『資産ができると人生変わる?』。ラテマネーから始まる資産形成の効果とは?

ラテマネーって聞いたことありますか?

『ラテマネー』とは、カフェやコンビニなど、ちょっとした金額なのでなんとなくいつも使ってしまっているお金のことを言います。

この『ラテマネー』で使ってしまうお金の特徴としては、習慣的に支出しているものが多く、実際に必要な支出なのかと言うとそうでもないことが多いものです。

たとえば、コンビニで買うお茶じゃやなくても、家でお茶を買って水筒に入れて持ち歩いたって、意外とかまわなかったりするものです。


このラテマネー、実際大した金額の支出じゃないのかもしれない。

毎日100円使ったって、365日で36,500円程度です。ちょっと残業などで働けば取り返せる金額なのかもしれません。

「その程度の無駄遣いぐらい、したっていいんじゃないの?」という意見もあるかと思います。

ただ、このラテマネーで言っているお金は、使う金額ではなく、お金を使う意識にあるようです。


「貯金をしたいと思いながら、なかなか貯金ができない」と言っている人は少なくありません。

言ってみれば、このパターンに当てはまるのが、『ラテマネー』という事です。

貯金なんて、やろうと思えばできない事はない。ちょっとした『ラテマネー』を削る努力をすれば、貯金するお金ぐらいは何とかなることの方がほとんどです。

問題は、『貯金をする』という意識がどこまであるのかという事です。

本気で貯金をする気があるのであれば、ラテマネーを削っていけばいい。そこまでやる意識がないから、貯金ができないだけという事です。


人は、収入が増えると、その分支出も増えていることが多い。

収入を増やせば貯金ができると思うのはあんがい大間違いで、実際には『ラテマネー』のような支出を削る意識をするように行動しなければ、貯蓄のスピードは上がりません。

たしかに『ラテマネー』自体は、ちいさな金額なのかもしれない。でも、その小さな行動や習慣は、大きく貯金することにつながり、そして資産形成につながっていくものです。


貯金の目的は、貯金。

いくら貯金したって、死んだら終わり。

確かにその通りで、無駄に貯金をしたって仕方がないでしょというのには納得できます。

でも、貯金はそもそも将来使うためにするものなのだろうか?

この意見に対して思うことは、そもそも『貯金』は『貯金するため』にしているのではないかと思うのです。

貯金は、貯めることが目的で、将来使うことではないのかもしれない。

じゃあなんで貯める必要があるのだろうか?


一つ言えることは、「お金が貯まると人生が変わる。」という事です。

考えてみてください。貯金額が10万円の自分と、貯金額が100万円ある自分。どっちの方が気持ちにゆとりが生まれるだろうか?

貯金10万円だと、もし入院して手術なんてことになってしまったら、下手すると誰かにお金を借りないといけなくなってしまうかもしれない。

ちょっとした不運が、大きな不運につながっていってしまうかもしれない。

でも、100万円あれば、病気やケガでの入院や治療のお金の心配は、ほとんどなくなります。話によると60万円程度のお金があれば、大きなものも含めてほとんどの病気やケガなどは社会保障で何とかなるとも言われています。


貯金があることで、将来への不安が減る。これが貯金の一番の効果。

そしてこの効果はとても大きい。

お金の不安がない方が、仕事だっていい仕事ができると思う。

お金を稼ぐという目的だけで取引先と付き合うより、お金以上のいい仕事がしたいという思いの方が、取引相手といい関係性が築けるかもしれない。しいては、収入が上がることにつながることもあるかもしれない。


今度は、貯金が100万円から1,000万円になった場合を想像してみよう。

ここまでくるうちに、しばらく収入が途絶えても大丈夫だと思うようになる。

つまりは、勤め先に対して「辞めることになったら困る」と考える必要がなくなり、嫌な仕事はできるだけ引き受けない、いざとなったらやめてもいいという意識にもなってきて、あんがい勤め先と良い距離感で仕事ができるようになることがある。

貯金が増えると、仕事に対するストレスが減ってくることがある。

これも大きな貯金の効果です。人生のほとんどの時間を仕事をして生きていく人も少なくない世の中です。もしその仕事を、無理することなく、楽しめる範囲でできたらと思う人は結構多いのではないでしょうか?

子供のころ、将来なりたい職業について考えていたこともあったのではないでしょうか。

そのころは、無邪気にあれがやりたいこれがやりたいと、つらいというケースを想像していなかったのではないだろうか?

おそらくそのころは、お金と仕事をつなげて考えていなかった。収入を得るという基準で働くことを考えていなかったので、単純に『自分がやりたいこと』だけ考えていた。だから仕事に対して楽しいという想像をしていたのかもしれない。


さらに貯金が進んで、1,000万円が5,000万円ぐらいになったら?

それこそ、『やりたいことだけを追求できる』ような環境に自分を置くことができるようになるかもしれない。

5,000万円の原資をうまく投資にまわせば、その投資からの収入だけで、一般的な生活なら支障なくできるようになることがある。

収入を気にせず生きられるため、誰かに雇われて働く必要もなくなる。起業したり、ボランティア活動に勤しんだり、いろんなことにチャレンジできるようになるかもしれない。

おそらくそれは、かもしれないではなく、そうできるようになれる。


貯金は、人生を変えるためにする。といっても過言ではないのかもしれない。

そもそも「お金を貯めてどうするの?」という話じたい、お金を貯めた人がいえる余裕なのかもしれない。

お金を貯めることは、お金を貯めるそれ自体に意味があります。


【公式LINEアカウント】

LINEで、FP相談や講座の予約ができます。

勉強会及びセミナー情報、ブログ配信のニュース、ちょっとした投資に関するメッセージ配信などしています。

0コメント

  • 1000 / 1000