投資でお金持ちになる方法。
基本的に、投資ではお金持ちになることはできないと思っていい。
でも、実際に投資でお金持ちになった人はたくさんいるじゃないか。
マスコミに登場しているあの人や、有名な投資家。投資界の超有名人ウォーレン・バフェットなんて投資で世界有数の大金持ちにまでなったじゃないか。
確かにその通り。でも現に株式や投資信託を買っている人の中から、実際にそこまでのお金持ちになった人は、全体の何%いるのでしょうか?
おそらく1%もいないかもしれない。
つまりは、そういう投資での成功事例というのは、ただの偶然で生まれたもの。統計的には、誤差でしかない。
そう投資でお金もちになるというのは、宝くじを当てるような偶然を手にしなければなれないものです。
最近では、インデックスファンドに積立をすればお金持ちになれるという話も聞く。
毎月10万円をS&P500に連動する投資信託に積立して、30年続も続ければ1億円だって超えられる?
インデックスファンドへの積立なら、再現性があって難しいことも必要ないし、実際に誰にでも実行可能そう。
しかし、S&P500全体の時価総額は、実際にそんなに増えるのだろうか?
みんながみんなインデックスファンドに投資をして、みんながみんなお金持ちになるということは、S&P500全体の時価総額が、それに相当するものにならなければならない。
100人がインデックスファンドに投資をして、100人とも1億円を手にしたら、インデックスファンドの時価総額が100億円になっていないとおかしいということ。
世界中でインデックスファンドに投資をしている人は、それなりの資産を築きたいと考えている小さな投資家も含めて一体何億人いるのだろうか?
30年後、金融市場がそんなに大きなものになるというのは、現実的な事なのだろうか?
もし仮に、金融市場にそれだけのお金を生み出すポテンシャルがあったと仮定して、今度は、みんながウォーレン・バフェットのようなお金持ちになった世界を想像してみる。
すると今度は、そのウォーレン・バフェットは、お金持ちではなくなっていることになる。
なぜなら、お金持ちというのは、絶対的な基準でではなく、相対的な基準だからです。
他の人よりもお金を持っていることが、お金持ちになるためには必要なのです。
そう考えると、お金持ちになるというのは、そう簡単な事ではないことがよくわかります。
偶然を味方につけ、宝くじ当たるような『たまたま』に出会えなければ、そう簡単にお金持ちになれないことがわかります。
つまりは、投資でお金持ちになるためには、人とは違うことをしなければならないことになる。
世間一般の常識的な行動だけでは、お金持ちには到底なれないというのはそういうことです。
投資でお金持ちになる人の投資法とは?
投資でお金持ちになりたければ、世間一般と同じ投資をしていたのでは、お金持ちになれないという事はよくわかりました。
そうしたら、お金持ちになるための投資は、世間一般とは全く逆の方法を取ればいいという事になる。
つまりは、インデックスのような分散投資でなく、集中投資を行うことになる。
投資でお金持ちになった人の投資法には、集中投資を行っている傾向があると感じています。
また、投資のタイミングも毎月ほど単純なものではなく、そこそこに良いタイミングをはかってスポットで投資をしていることの方が多いようにも感じています。
つまりは、世間一般でいう投資の常識、『インデックスファンドに毎月積立と長期投資』というのとは全然投資の仕方のイメージが違うという事になってきます。
投資で、お金持ちになる人の投資は、集中投資で、タイミングを見て買って、保有するだけではなく売りも行って、たまにレバレッジ(借入)も使う。そんなアグレッシブな投資が必要なようです。
しかし、そんなアグレッシブな投資を行うとなれば、インデックスファンド以上の偶然に頼ることになる。成功すれば大きいけれど、失敗する回数や可能性も大きくなる。
そんなハイリスクハイリターンな事に挑戦しなければいけない。
そこへの覚悟はあるか。
それがお金持ちになるための投資をするための重要なポイントです。
負けてもあきらめない。失敗から学ぶ。自分の考えにとらわれず、常に新しいことに挑戦する姿勢。
世の中の変化を受け入れ、自らも変えていく。
そんな忍耐力と柔軟性、さらにどんなことが起きても最後の砦となってくれる哲学。そして、なんといっても運を味方にすること。
そんなものを積み上げていくことが、お金持ちになる投資をするためには必要なのだろうと思います。
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