最近の傾向は最低500円からなど、少額で株式投資ができるサービスなどが増えています。
投資信託にあたっては、100円からの購入が可能だったりします。
少額からでも投資ができる環境が出来てきましたが、実際に投資を始めるとしたら、どのくらいの資金を持って始めるといいのでしょうか?
少額投資は、正直『遊びのレベル』。必要なのは資産形成のための投資。
何のために資産運用や投資を始めるのですか?
それは、『資産形成』ですよね。
最近では、非常に少額から投資ができるサービスが増えてきました。その結果、投資を始めることに抵抗感を感じなくなってきたことは良いことだと思います。
ですが、資産形成をするにあたっては、やはり少額投資では物足りません。
資産形成を考えるのであれば、月々の積立額は、やはり数万円は欲しいところです。
100円や1,000円単位の投資は、正直『遊び』の域を越えられません。
仮に投資がうまく行ったとしても、投資で生み出せるリターンは年間10%前後が良いところです。それ以上のリターンは、能力や才能ではなく、ただ類まれな強運の持ち主かどうかの話です。
仮に毎月1,000円を積立投資して、年間10%リターンで運用できたとしても、30年運用して約220万円です。
資産形成というのには、若干物足りたいところです。
資産運用や投資を始めるのなら、まず100万円を貯めてみよう!
なぜ、資産運用を始めるのに100万円を目安にするのか?
よく100万円というのは、貯金の最初の壁といわれています。
まずは、100万円をためる。それができると、次は300万円、500万円と貯金ができるようになっていき、貯金1,000万円も夢ではないとされています。
100万円の貯金ができると、なぜ貯金額が増えてくるのか?それは、100万円まで貯まる間に自然と貯金ができる生活スタイルが身についてくるためだと考えています。
人の生活習慣が変わるためには最低でも、3ヶ月かかるとされています。さらに完全に習慣として身に着くまでには、3年かかるともいわれています。
そして、3年で100万円ためるというのは、とてもいい目標だと考えています。
3年で100万円貯めるために必要な月々の貯金額は、3万円弱になります。月々3万円は、貯金額の目標として現実的な数字だと感じませんか?
投資の話なのに、なぜ貯金の話をするのか?
それは、実際にやってみると『投資も貯金も同じ作業』というところがあるからです。
貯金が出来れば投資ができるとは、言えないかもしれませんが、『貯金が出来ないようでは、投資で資産形成することもできない』と考えています。
投資で資産形成を目指すならば、まずは貯金ができる習慣を身に着けることが大切というわけです。
そのための、投資資金100万円ということです。
貯金と投資は同じ作業であり、貯金できることは資産形成するための最重要スキル?
貯金で100万円を貯めることができた人は、今度はその貯蓄先を預貯金ではなく投資信託や株式などに変えていきます。
投資先さえ間違えなければ、行う作業は貯金と一緒です。
コツコツと資産を積み上げるように、投資信託や株式で貯蓄していきます。
この『コツコツと資産を積み上げるように、貯蓄する』というのが、投資で資産形成をする基本中の基本になります。
意外かもしれませんが、投資とはドカンと儲けることではなく、コツコツと時間をかけて積み上げていく作業の繰り返しになります。
一般的な生活から大金持ちになった人の知恵と物語が描かれている世界的な著書。『バビロンの大富豪』でも、コツコツと大金持ちになっていく様子が描かれています。
要するに、投資と貯蓄の作業は基本的に一緒なのです。
貯蓄の習慣化が出来れば、投資の習慣化もできる。そして投資で資産形成することもできると考えているわけです。
少額で投資を始めるのもいいですが、まずは貯金するという習慣を身に着けることから始めてみるのがいいと考えています。
お金のいろはファインナンシャル・プランニングで貯蓄の習慣化を相談してみませんか?
お金のいろはファイナンシャル・プランニングでは、なぜ貯蓄することが必要なのかを一緒に考え、貯蓄する習慣化へ向けてアドバイスいたします。
そして、ただ貯えるだけではなく、貯えを有効に活かす方法も考えながら、資産形成を達成するために支援していきます。
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