資産形成につながる資産運用は、コツコツと積み上げるように行うのが、やっぱり強い。
投資というと、一発逆転みたいなイメージが世間にあるようですが、本当はコツコツと地道に積み上げていくというスタイルが一番早く資産形成につながります。
本当に資産形成につながる、コツコツと積み上げる資産運用とはどういったのものなのでしょう?
コツコツと運用することがなぜ資産形成につながるのか?
「ゆっくりとお金持ちになるのは簡単だ。」と、世界トップクラスの資産家であり著名投資家でもあるウォーレン・バフェットが言ったことは有名な話です。
急いでお金持ちなろうとすると、『運』があるかないかに大きく左右されてしまい、宝くじで大当たりするような運でもなければなかなかうまくいかないものです。
しかし、ゆっくりと時間をかけて、複利の効果を狙いながらお金持ちになることは、案外難しくもなかったりします。
例えば、富裕層として認識される定義として、金融資産1億円という基準がありますが、40年後に1億円の金融資産を持つためにする努力とはどの程度なのかというと。
月々5万円程度の積立を年利6%前後で運用するだけで達成出来てしまう計算になります。
過去にさかのぼって考えれば、40年前から毎月5万円を世界株のインデックスファンドに積立てていた人は、今ごろ1億円近くの金融資産を持っているという事になります。
『月々5万円をインデックスファンドに積立てる。』これは果たして難しいことでしょうか?
実際に行うには、いろいろと弊害もあるかもしれませんが、やっていることは単純で、何も難しい投資をしているわけでもありません。
インデックスファンドに毎月積み立てるというだけならば誰にでも実行可能な方法なのではないでしょうか?
そしてこの方法に運は関係ありません。今さらではあるけれど、この方法を行っていた人全員が、頭の良さや経済予測の能力などに関係なく誰にでも達成できた1億円だったわけです。
コツコツと運用するスタイルは、能力に関係なく、またできるだけ運による要素を排除しながら、誰もが同じようなパフォーマンスで資産形成ができるというわけです。
コツコツ資産形成法は、とってもシンプルなのに実践している人が少ないわけ。
コツコツと資産形成する方法は、確率や統計的に可能性の高い方法で、時間をかけてゆっくりと、運による誤差を少なくしながら、コツコツと積み立てるという方法であり。
具体的な例としては、インデックスファンドに毎月定額で積み立てるという方法があり、とってもシンプルで簡単に実行することが出来る方法です。
証券会社や銀行で、投資信託を購入できる口座を作り、毎月積立でインデックスファンを購入する契約をするだけです。
こんな簡単な作業なのに、なぜ実践できないのか?
これまでの40年間、このシンプルな方法で毎月5万円を積み立てていれば、金融資産は1億円になっているのに、なぜ金融資産1億円を持っている人が少ないのか?
その大きな理由としては、私たちの心に問題があり、いわゆる『欲と恐怖』が資産形成を邪魔しています。
この心の作用は、そう簡単に拭えるものではありません。
だから難しいのです。
でも、一度苦しい状況と、それを乗り越えた状況を経験さえすれば、その『欲と恐怖』に打ち勝てる力も、私たちは身に着けることが出来ると思っています。
コツコツ積立運用とは、その力を身に着けるための作業でもあります。
一気に投資し、一瞬で大きなけがを負ってしまえば、決してまた立ち上がろうという気にはならないことでしょう。
しかし、資産運用のイロハを勉強し、経験を積み、少しずつ投資やリスク、金融市場というものを理解しながら、コツコツと行っていけば、多少の逆風にも向かっていける気持ちの強さも付いてくることでしょう。
コツコツ投資とは、頭と心、そして大切なお金と資産を少しずつ鍛えていくということがポイントです。
お金のいろはファイナンシャル・プランニングでコツコツ運用を学ぶ。
栃木県宇都宮市の独立系ファイナンシャル・プランナーである『お金のいろはファイナンシャル・プランニング』では、ファイナンシャルプランニングの相談だけでなく、資産形成や資産運用について勉強できる勉強会やセミナー、個人レッスンなども行っています。
欲や恐怖に負けない、堅実な資産運用が出来るように、資産形成のポイントを勉強してみませんか?
0コメント