資産運用の相談を誰にしますか?
銀行?証券会社?親・友達?、ファイナンシャルプランナー?
おすすめは、『投資家』に聞くことです。
資産運用なんて言葉を使っても、やっていることは『投資』です!
資産運用という言葉を聞くと、リスクが抑えられていて、少し安心できるもののようにも聞こえます。
しかし、そんなのはまやかしです!
金融機関や○○アドバイザーといった人たちが、自分たちの商品を売りやすくするために、『資産運用』という言葉を使っているだけです。
資産運用の実態は、『投資』以外のなにものでもありません。
「投資信託と聞くと、安心できるけど、株式投資と聞くと、不安になる。」
そう感じている人は、金融機関や○○アドバイザーの思うつぼってところでしょう。
資産運用の実態が投資だといえるのは、資産運用で参加するゲームが、投資家の世界にあるものだからです。
株式の投資信託?、区分所有マンション投資?
『初心者にもできる』という文言を見かけることもありますが、実際にそこに入れたお金は、それぞれの市場に流れ、実際にその市場で利益を出そうとしのぎを削りあっているのは、本物の投資家や機関投資家といった投資を仕事とするプロの投資家たちだったりします。
そして、投資信託をつかって株式市場に参加する素人が相手でも、彼らは決して手を抜いたりしません。
彼らは、彼らなりに、自分の利益を確保するために必死だからです。
このような世界に、たとえ素人向けの投資信託という商品から参戦するのだとしても、やっていることが、投資でなくて何なのでしょうか?
つまり、資産運用の相談は、現場にいる『投資家』に相談するのが最適だと思うわけです。
投資を始めるのに、相談する相手は?
「農業を始めようと思った。」
その時相談するのは、農業大学の教授ですか?
それとも、農業のことについて勉強してきた物知りですか?
違いますよね。
本当に農業を始めようと思ったら、実際に農業を経営している農家さんに相談するものですよね。
資産運用の相談も同じではないでしょうか?
頭でっかちの、経済学者やファイナンスの学者に相談するよりも、現場のことをよくわかっているプロの投資家に相談したほうが、生きた知識が手に入るはずです。
でも、実際には投資の現場も知らない、頭でっかちの物知りレベルの投資アドバイザーに意見を求めてしまっていることが多いものです。
さらに悪いのは、物知りレベルの投資アドバイザーならまだしも、物知りレベルにも至っていない〇〇アドバイザーや〇〇プランナーといった名刺をもつ人に相談してしまったりするケースがあったりします。
銀行などの金融機関の営業や窓口。
ファイナンシャルプランナー。
投資アドバイザー。
経済評論家。
資格や免許を持っていても、彼らの多くは、自分で投資を実践し、資産を築いてきた経験のない人であることが多いものです。
この人達は、資産運用の相談相手として本当に正しいのでしょうか?
投資は、知識があれば大丈夫ってものなのか?
農業を始めようとして、作物の作り方がわからないでは、当然ですが話になりません。
しかし、作物の作り方だけがわかれば効率的な農業経営ができるのでしょうか?
農業の売り上げや、経費を計算する経理の方法は?、そして税金は?
最適な土地を確保するには、どうすればいいの?
災害などによって、作物がとれなかった時の対応は?
農業機械の購入はいくら?、購入のための資金繰りは?、その機械が壊れた時の修理は?
農作業を手伝ってくれる人材は?、雇用する上での注意点は?
ただ一言で農業といっても、実際にそれに携わると、経験のない人にはわからない、いろんな問題が出てくるものです。
投資も全く同じです。
投資という世界で、身銭を切って、自らリスクを取ってきたからこそわかることがたくさんあるものです。
そこが、実践してきた投資家と、頭でっかちの〇〇アドバイザーとの大きな違いです。
そして、投資では、その違いがとてつもなく大きな差となってきます。
投資というゲームでは、投資というゲームを行う私達自身の心の問題がとても大きく、心との対話のできる投資家は、投資に成功する可能性が高くなります。
世界トップレベルの投資家、ウォーレン・バフェットも、『忍耐力と良い気質はIQよりもはるかに重要』と言っています。
こればかりは、リスクを経験したこともない人間には、わからないものですし、当然アドバイスなんてできるわけありません。
だからこそ、「資産運用のことは『投資家』に聞け」ということなのです。
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